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私たちの願い

「私は植えアポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です」
ーコリントの信徒の手紙3章6節ー

私たち保育者として、子どもたちの成長に最善を尽くすことは当たり前のことです。しかし、子どもたちの成長は神様から与えられた子ども自らの力によるものです。そのことを常に念頭におき、自らの役割に謙虚でありたいと思います。
人の育っていく道筋はどの子も同じです。しかし、その成長のペースは一人一人違っています。年齢に応じた到達度があるのではなく、それぞれの成長に即した援助・支援を心がけていくことが大切です。子どもの今を充実させていくいこと、また、子どもの今に即した経験をしていくことで未来が豊かになっていくと考えます。

子どもが子どもであるために

幼稚園は子どもたちの心の中にずっと生き続けるあたたかな体験を、一つひとつ積み重ねていく場所です。
私たちは幼稚園が子どもたちにとって何よりも楽しい場所であることを第一に考え、
子どもの今を大切に、一人ひとりに寄り添う保育を行なっています。

友だちを愛する子どもに育てる

一人ひとりの子どもが、家族をはじめ多くの人々からその誕生を祝福され、たくさんの愛情を受けて育っていくことは何よりも大切なことです。 自らが愛されて育っていると実感できた子どもは、自らも他者を受け入れ、 愛することのできる人間として育っていきます。

一人ひとりに寄り添う保育を行なう (子どもの今を大切にする)

一人ひとりの成長のペースは皆違っていて、年齢に応じた到達度があるということではありません。 将来のためにという名目で大人の願いを過度に強いるのではなく、それぞれの子どもの今に即した体験や援助こそが、子どもの成長の糧となります。

異年齢での遊びを深める

子どもは多様な関わりを通して成長していきます。異年齢の子ども同士の関わりを深めるため、3歳児・4歳児は縦割りでクラスを編成していますが、日々の活動や行事の中で年齢を超えた関係作りができるように配慮しています。

基本的な生活習慣が身につくよう援助する

基本的な生活習慣は、練習や訓練によって形だけ身につけさせるものではありません。子どもは、信頼し好意を寄せる大人を通して社会を知り、受け入れていきます。自分の信頼する人たちの社会に、自らが加わりたいという願いを持ち、進んでその社会のルールを獲得しようすることに意味があります。